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PIONEERING
もみ殻ボイラーによる循環システム
1.もみ殻ボイラー導入の狙い
・毎年消費している工場床暖用灯油燃料を、地域の余剰資源である「もみ殻」に置き換えて
「熱」を作る。
燃焼したもみ殻は「燻炭」として提供者に返し、土壌改良材や融雪材として使用してもらう。
・小規模だが、地域循環型アイテムとして事業性を模索する
2.もみ殻ボイラーの仕組み
近隣地域の農家さんが処理に困っている「もみ殻」を燃料とし、
燃焼室に一握りのもみ殻を連続投入してゆっくり燃焼させる(400℃~700℃程度)
・温水50℃設定で1.5m3/日使用のもみ殻を田圃にして1反(300坪)強 年間220反から315反
・燻炭 260L~350L/日生産予定 年間40,000~63,000L生成
3.導入実績
■導入前(3年平均)10,899ℓ/年 → 817,425円(@75円/ℓ)
■2019年度実績 5,848ℓ/年 → 438,600円(@75円/ℓ)
使用量 53.66% 灯油代金▲378,825円/年(但し、1ℓあたり75円で計算)